製作工程写真集

 
 

 

 
 

 

TOPへ戻る

乗りにくすぎる!!
ロータリーダンパー 通称「ロリダン」

ロータリーダンパー 通称「ロリダン」

本当なら、付け替えて永眠させるはずのTLの大欠陥部品のこいつを、なんとか使えるようにしてみたかった。

やってみると、ドレンのHEX穴があたらしめな工具ですらも緩められない。なめた。もうどうにもならない。

調整部分はsoft⇔hardだが、どっちにまわしても適正値とは思えない。沈まないし戻らない。

ロータリーダンパー 通称「ロリダン」

エア注入できるようになってるが、エア入れてみても変化もない。オイル入れ替えてみてもエア抜きうまくいかない。強烈に扱いにくいユニットだ。

ロリダンはダンパーとして全く機能していない。入ってくる衝撃を緩衝させてはいるようなのだが、効果が大きすぎて、逆にライダー自身が出そうとする動きすらもスポイルしてしまい、バイク自体をうまく制御できなくなる。こんなのに私は乗っていたわけだ。

路面のうねりではダイレクトにおしりにも、そのままうねりが伝わっていた。これでは何の意味もない。

「出来損ない」という言葉は、まさにこの物の代名詞だろう。

アンチ・ロリダン完成♪
取り付け完了

自分で組み替えてからの初走行というものはかなり怖い。心臓によくない。保障がない。とにかくすこーーーしづつスピードを上げ、確証性を自分で踏みしめていくしかない。

裏の山道を乗ってみた感想は・・

「すげーオモロイ!」

なんていうか、「TLが普通のバイクになった」というのが、もっとも当てはまるコメント。低速走行中、ステップに立ち上がって上下にバウンドさせると、TLもバウンド・・・この感触、普通のバイクしてる。ロータリーダンパーにはなかった動きだ。※ロータリーは踏もうとしても動かない鉄板の上の感覚(乗らなきゃ分からない)

組み換え後はコーナーは、信じられないぐらい進入が楽に。バンクさせるにも低重心ぎみなので不安がない。

効果はばっちりで安心した。

問題発生、即解決♪
TL1000s サス異常 2012年ゴールデンウィークに大手術・・・

この他車種流用をしてから数年、非常に気持ちよく乗っていました。

峠道での下り、減速時に明らかに小刻みな振動が発生していました。ブレーキをかけると振動が発生します。思い切りかけられません。下りだけでです。

そこで分解しながら原因を探っていたところ、あーココですかぁ!という不良箇所を発見。ツーリング行く前に緊急で大手術しました。

HP上では恥ずかしくて載せれないぐらいの状態なので、とりあえず写真はその加工中の様子のモノです。かかった部品代は500円ぐらい。手間はかかるが金額が安いのが他車ダンパー流用の特権。

事故、転倒らの前に原因が見つかって良かったです。

「慣れ」というのは早いもの
ダンパー交換後(約1ヶ月)のタイヤの減り具合比較

ダンパー交換し、更に車検も同時期だったのでフロントのみタイヤ交換していました。

そこで、1ヶ月時点での減り具合をみてみました。写真で比較するとどのぐらいタイヤに負担をかけてるのかが分かります。

左側がダンパー交換前。端っこまで使えてません。感覚的には結構寝かせてたんだけどな。直線的にセンター付近からしか使えていません。この減り方は異常です。寝てません(笑)

右側がダンパー交換、他車種からの中古タイヤへ交換後。峠行ったりしてない、いわゆる街乗り+裏の山道走りだけなのですが、感覚的にはそんなにバンクさせない感じの乗り方です。精神的にダンパー試験という感じでの走行。

比較してみるとダンパー交換後の方が、丸みを帯びた減り方しています。寝せやすくなって均等にタイヤが磨耗するのなら、これほどいいことはありません。

減り方がこんなに違うとは・・・。

inserted by FC2 system