FINEPIX S5000 修理
機能上は何も問題ないFINEPIX/S5000。
ただ、電池交換する際に時刻等の設定がリセットされてしまう。どうも毎回入れなおすのが面倒。
なのでネットを使って探してみたが、「S5000の持病」とかと言い張る人ばかりで、自分で修理しようとする人がいない!
なのでここは自分でやってみることとした。もちろん前情報が一切無いのでかなり難しかった。
表面に見える分のビスを外せばあとはぐりぐりやってれば真っ二つにはなる。
ここまでは簡単。
電源に関するところが見えてこないのでどんどんばらす・・。
それもビスが見えたら外して、コネクタにささってるものは抜いてーの繰り返し。
結構ここまでたどり着くのも四苦八苦。
組み合わせは、うまくできてるものだ。
ついに発見したバックアップ電源♪
カメラ正面基盤にそれはあった。写真の左側、ストロボ用コンデンサーの脇にぽっこりと電池があった。
うれしいんだけどなぁー・・・。
交換するにも2次ボタン型バッテリー(=充電式)ってのは普通のお店じゃ買えません。特殊な電池です。
基盤には「BT501」との記述ありますがそれがなんなのか、想像もつきません。
ただ標準の規格なのか、ボタン型バックアップ用2次電池ってのは、3V仕様が圧倒的に多い。
そこで3Vの、多少大きめのサイズのものを買うこととしました。
購入した、「ボタン/コイン型足付 リチウム二次電池/充電池/MS621FE互換品」と純正との比較。
オークションで600円だった。安い安い♪
比べるとこんなに大きさが違う。
大きさは違うが(多分)電圧はいっしょ。
これをそっくり交換してしまう。
S5000は意外とこの部分には内部スペースが余裕あるため、大きさについてはそれほど考えなくても良かった。
電池を組み込んだ状態
マスキングテープで電池自体を絶縁し、元々の電池の止まっていた箇所からすこしだけずらす。届かなくなった分配線処理してしまえば作業は完了。
これだけでなおるなら安いものだ。
※メーカー修理でこのバッテリー交換を依頼すると、この基盤ごとの交換になってしまう為非常に高値になるようだ。
修理完了♪
結果的に、起動したばかりでは交換したばかりの電池は充電池の為、なにも変わらず、「あれ?失敗したのかな?」な雰囲気だが、1時間ぐらい電池(単3×4本)をいれておけば、電池を抜いてもちゃんと日付/設定らが保存されるようになりました。
ヾ(@|||`□´|||@;;)ノワーイ!
ネットでは「S5000らはコンデンサー使ってバックアップしてる」なんてでまかせ情報を流してるオオボラフキもいる。
ボタン電池(二次式)交換でちゃんと直りましたよ♪